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巨人元投手、桑田さんの元義兄初公判 詐欺事件の認否保留(産経新聞)

 旅館の売買の仲介を装い多額の約3億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた会社役員、長田喜弘被告(51)の初公判が27日、横浜地裁(佐脇有紀裁判官)で開かれた。長田被告側は起訴内容について認否をしなかったため、公判は進まず閉廷した。

 長田被告はプロ野球巨人の元投手で米大リーグ・パイレーツでも活躍した桑田真澄さんの姉の元夫。法廷には白の上下のスポーツウエアで入り、神妙な面持ちで裁判官の人定質問などに答えていた。

 起訴状によると、長田被告は平成17年3月、横浜市のホテルで同市の男性に大分県の旅館の買収話を持ちかけ、約3億円を振り込ませるなどしてだまし取ったとしている。

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<仙谷担当相>「介護福祉士試験を柔軟に」認識示す(毎日新聞)

 仙谷由人国家戦略担当相と枝野幸男行政刷新担当相は19日、神奈川県海老名市の養護老人ホームを訪れ、経済連携協定(EPA)に基づき来日中の、インドネシア人介護職員と面会した。仙谷氏は介護福祉士の国家資格試験について「コミュニケーションと技術さえしっかりしていれば問題ない」と述べ、ひらがなでの受験を認めるなど柔軟に対応すべきだとの認識を示した。日本はEPAにより、インドネシアとフィリピンから看護師、介護福祉士の候補者を受け入れているが、日本で働き続けるためには、3年以内に国家資格を取得する必要がある。

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井上ひさしさん、鎌倉にも大きな足跡(読売新聞)

 人々の記憶に残る数多くの戯曲や小説を残し、9日に死去した井上ひさしさんは、鎌倉市にも大きな足跡を残した。

 鎌倉ゆかりの作家らで作る「鎌倉ペンクラブ」の主要メンバーで、地元の護憲・平和運動、緑地保全、文化発信など様々な活動に積極的にかかわった。井上さんを知る人たちは、その死を悼む一方で、大きな存在感に改めて思いをはせた。

 かつて川端康成ら多数の文士が所属した鎌倉ペンクラブは2001年に40年ぶりに復活し、井上さんは副会長を務めた。復活時の会長で同市在住の詩人・作家の三木卓さん(74)は、「私が早稲田、井上さんが上智で、学生時代からの付き合い。やりたいことが多く、本当によく働く人だった。同世代の仲間を失い寂しいが、これまでよくやったなと思う」と振り返った。

 三木さんは「井上さんが数年前、『鎌倉に映画館を作ろう』と熱心に話していたのが印象的」とも話した。この構想は、国際的な映画人として知られた川喜多長政、かしこ夫妻の旧宅跡に同市が今月オープンした「川喜多映画記念館」として実現した。

 同クラブ副会長で関東学院大教授の伊藤玄二郎さん(66)は、同市山ノ内の建長寺で08年11月に開かれた「親と子の土曜朗読会」の200回記念会で、井上さんが本を読む大切さを説いてくれたことが思い出に残っている。「03年に日本ペンクラブ会長になった後も、鎌倉ペンクラブの副会長を続けられ、深い愛着があった」と振り返った。

 井上さんは1998年にNPO法人「鎌倉広町・台峯の自然を守る会」の初代理事長に就任。市を挙げた緑地保全運動の先頭に立ったこともあった。

 晩年、「九条の会」の護憲運動に力を入れた井上さんは05年、精神科医で作家のなだいなださん(80)らと「鎌倉・九条の会」の結成を呼び掛けた。なださんは「娘たちはみな井上作品のファン。若い人の心をつかんでいて、会の活動も井上さんがいてこそだった」としのんだ。ただ、肺がんでの死去には「世の中がアンチたばこになっても吸い続けていた。控えるよう声をかけようか迷っていたのだが」と声を曇らせた。

 井上さんの密葬は12日午前11時から、同市内の自宅で近親者だけで行われ、妻のユリさんが喪主を務めた。親しい友人らの弔問も辞退し、午後1時10分頃に黒塗りの車で火葬場に向かう棺を見送ったのは近所の友人ら十数人だけだった。

 密葬の前、自宅に入る遺族らも言葉少なで、「(井上さんは告別式に)子供と奥さんだけいればいいと話していた」と明かす女性も。お別れの会を開くかどうかは未定という。

 近くの主婦(79)は「おだやかで、偉ぶらない人でした」としのんだ。近くの喫茶店経営の女性(75)は「気取らない人で、よく店に来ておしゃべりしていた。会ったのは去年の暮れが最後。西行ではないけれど、『花の下で春死なん』という気持ちだったのかも」と、しみじみと語った。

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水俣病救済方針を閣議決定=未認定患者3万人超対象−全面解決目指す(時事通信)

 政府は16日、水俣病救済特別措置法に基づき、水俣病未認定患者の「救済方針」を閣議決定した。一時金を1人当たり210万円とするなど、先月の熊本地裁での和解と同等の条件とした。対象者は3万人を超える見通しで、政府はこれにより、水俣病問題の全面解決を目指す。
 方針によると、新たに救済対象となる患者には、一時金のほか、医療費の自己負担分、月額1万2900〜1万7700円の療養手当を支給する。患者団体に対しては、団体活動に必要な加算金も給付する。
 熊本、鹿児島両県の水俣湾沿岸や新潟県阿賀野川周辺に長期間居住した経験がなくても、この地域の魚介類を多く摂取して症状のある患者も申請対象にする。判定は、関係各県が指定する病院で検診を受けた上で、各県の判定検討会が行う。 

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高杉晋作記念館、遺品展示できず…ひ孫が断る(読売新聞)

 山口県の下関市教委は5日、高杉晋作を顕彰する東行記念館(下関市吉田)で当面、愛用の三味線や写真など記念館収蔵の遺品158点の展示はしないことを明らかにした。

 管理運営費執行の条件となっていた子孫の了解が得られなかった。開館時期も当初予定していた14日から今月末に延期する。

 市議会文教厚生委員会で市教委が報告した。

 記念館は市が改修し、今月から市の施設として管理運営する予定だった。しかし、これまで記念館を運営してきた宗教法人東行庵が3月に萩市と晋作のひ孫の男性を相手取り、萩市が保管する遺品69点の返還を求めて提訴。

 3月議会の委員会で「トラブルが起きているのに、公金を出すのはいかがなものか」と慎重な意見が相次ぎ、中尾友昭市長は、ひ孫の男性に遺品の展示の了解を得ることを条件に、管理運営費の執行を認めるよう提案、委員会も了承した。

 その後、市教委が男性に面会を求めたが、係争中との理由で断られたため、市教委は展示は困難と判断した。開館時期についても、管理運営費の執行に条件が付いたことから、準備が遅れたという。

 この日の委員会で、市教委は、奇兵隊隊士の書状など、収蔵品1200点の中から展示して開館する方針を報告し、委員会も認めた。

 中尾市長は「残念だが、裁判になったので、高杉家の対応は当然。行方を見守り、どのような結果でも、遺品の展示ができるように対応したい」と述べた。

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行政・議会もツイッター「ニセ県庁」まで登場(読売新聞)

 140字以内の短い「つぶやき」をインターネット上で世界中に送れる「ツイッター」を、新たな情報発信の手段として活用する自治体や地方議会が相次いでいる。

 誰でも無料で使える手軽さが人気の秘訣(ひけつ)で、国内でも470万人以上が登録しているが、岐阜県庁のニセ者が出現するなど、無関係の人物が開設する「なりすまし」も多発している。

 「ツイッターを開設しました」。三重県鳥羽市議会は先月8日から、地方議会初の活用を始めた。これまでに定例会の日程やイベントなどの新着情報を約60回、つぶやいている。

 同市議会の登録名は「tobacitycouncil」で、現在、242人・団体が閲覧者として登録。新着情報に対する「つぶやき」を書き込むと、別の閲覧者にも送信され、情報が一気に広まる仕組みだ。

 ツイッターが呼び水となって、市議会ホームページの1日平均のアクセス数も開設前の18人から28人に増加。議会事務局の北村純一さん(38)は「ホームページの利用者はこれまでなかなか増えなかっただけに、そのPR効果に驚いている。今後、さらに充実させたい」と力を込める。

 地方自治体では青森県や秋田県横手市、北海道陸別町なども活用。このうち、昨年7月に開設した陸別町では、担当職員が「真冬の陸別を一度体験してくださいね」などと、町の魅力や名物などを書き込んでいる。同町のアンケートに対し、「ツイッターを見て興味を持った」と話す観光客もおり、担当者は「町おこしにも一役買ってくれている」と手応えを感じる。

 ネット調査会社「ネットレイティングス」(東京)によると、国内の利用者数は約470万人(今年1月現在、パソコンのみ)に上り、注目が高まるツイッターだが、ニセ者騒動も起きている。

 岐阜県によると、県庁のニセ者は「GifuPref」の登録名で、日常の出来事や天気などをつぶやいているが、県はツイッターを利用する予定はなく、登録名も取得していない。広報課の担当者は、「開設者を調べているが、何のためにやっているのか不思議だ」と困惑している。

 昨年12月には鳩山首相を名乗る「つぶやき」が登場し、最大で約1万人の閲覧者を集めた。また、東大や大阪大など少なくとも5大学は、大学を装う登録について「一切関係ない」と公式サイトで表明。「ニセ早大」の場合、金もうけのサイトに誘導する悪質なものだった。

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「まだ温かかった」虐待2歳児、診察の医師(産経新聞)

 「運ばれてきた子供の体はまだ温かかった」。大阪府門真市で女性(19)の長男(2)が、同居する少年(19)に暴行され死亡した事件で、少年が長男を近くの小児科に連れて行った際の詳細な状況が29日、分かった。小児科医院の医師が産経新聞の取材に応じた。子供を抱え、午前2時半に医師宅のインターホンを鳴らした少年は「子供が動かなくなった。のどにたんをつまらせたようだ」とうその説明をしたが、取り乱した様子ではなかったという。

 医師によると、28日午前2時半ごろ、医院に隣接する自宅のインターホンが鳴り、玄関を開けると、子供を抱きかかえた少年が「子供が動かなくなった」と訴えた。

 電話連絡もないいきなりの訪問は珍しいが、長男は心肺停止状態で一刻を争う状態。一目見ただけで「普通の様子ではない」と分かったという。

 少年は「のどにたんを詰まらせたようだ」とうその説明をしたが、医師は真偽を確かめる間もなく、心臓マッサージや人工呼吸に追われた。体はまだ温かかったが、長男は反応せず、より高度な治療を受けさせるため、救急車に同乗し集中治療室のある救命救急病院まで同行した。

 長男は、かぜなどの症状で過去に数回、この医院で受診したことがあったが、その際には虐待を疑わせるような傷には気がつかなかった。

 少年の印象について医師は「とてもおとなしくてまじめ。応対も冷静で感じがよく、取り乱す様子はなかった。虐待をしていそうな感じではなかった」と話した。

 門真署は同日、長男を司法解剖した結果、死因は胸を殴られたために内出血が起き、脳に酸素が行き渡らなくなる低酸素脳症だったと発表した。

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